もくじ
手続を代行した結果・概要
- 疾患名:両眼円錐角膜
- 性別・年齢:女性 23歳
- 住所地:北海道
- 障害の状態:重度のドライアイ、視覚障害、アレルギー疾患等
- 決定等級:障害基礎年金2級
発症から障害年金申請までの経緯
平成27年頃から両眼に視朦感があり、半年間この状態が続いたため病院を受診し、「両円錐角膜」と診断された。治療として視力を矯正する事となったが眼鏡では既に出来ない状態であったためハードコンタクトレンズを処方してもらうこととしたが、アレルギー疾患により眼に強いかゆみや痛みが伴って装着困難となり、中止となった。いくつかの病院を受診したが、同様の診断を受ける。現在通院している病院では、様々な方法で視力の矯正を試みたものの矯正度数が極端となってしまうことや、併存するドライアイの影響もあって眼鏡やコンタクトレンズの装用に耐えられる矯正方法がないと言われている。
現在の生活においても人や文字、特定の物や場所を探し認識することが困難で、買い物や夜間の外出、細かい作業等は難しく、家族や他者の介助などが必要である。
申請手続きの感想・学んだこと
円錐角膜は初めて扱う事例でしたが、診断書の依頼の際には請求人様に同行し、病気について医師からご教示いただき、病気の特徴や矯正の限界などを学びました。医療機関の受診も複数あり、文書整備は大変でした。請求人様が病気のため就職にご苦労されていたことから、何とか力になりたいと思い、取り組んだ事例です。
無事、障害基礎年金2級と認定されました。