もくじ

手続を代行した結果・概要

  • 疾患名:悪性胸膜中皮腫
  • 性別・年齢:男性 59歳
  • 住所地:北海道小樽市
  • 障害の状態:在宅酸素吸入等
  • 決定等級:障害厚生年金3級

発症から障害年金申請までの経緯

55歳時、職場検診の胸部X線検査で、異常陰影を指摘され、総合病院の呼吸器内科でCT検査を受けたところ、左胸膜に多数の結節が認められた。
その後生検、病理検査を経て「悪性胸膜中皮腫」と診断され、遠隔転移がないことから手術を勧められるも、セカンドオピニオンを希望し北海道外の他院を受診した。
セカンドオピニオンでも同様の診断となり、同院で胸膜外肺全摘手術及び放射線治療を受け、さらに疼痛コントロールを受けたの後退院となった。
退院後は北海道の病院で受診となったが、手術を行った前医との考え方や治療のコンセプトが異なることから、受診を中止し、再び手術を行た医師を受診するととなった。
同院ではCDDP+PEMを用いた化学療法を受けて退院となった。以後、道内の病院で診療を受けて経過観察していたが再発が認められ、ニボルマブによる治療受けたが他器官への転移も見つかりオブジーボを用いた治療を受けた。
呼吸困難等の症状があり就業も困難とのことから障害年金の申請を検討され、当事務所にご相談いただき、手続代理の受任に至った案件である。


申請手続きの感想・学んだこと

受診している病院の医師、看護師との関係性が良好とはいえず、診断書作成に至るまで困難を極めた事例でした。
病院への受診同行など行いつつなんとか診断書が入手でき、手続きを完了できました。
障害厚生年金3級と認定されました。