もくじ

手続を代行した結果・概要

  • 疾患名:顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー
  • 性別・年齢:女性 28歳
  • 住所地:北海道札幌市
  • 障害の状態:上肢挙上困難、歩行障害等
  • 決定等級:障害基礎年金2級

顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーの発症から障害年金申請までの経緯

10歳頃から「自分は、他の人と比べて歩く速度が遅いかもしれない」と感じることがあったが、もともとあまり運動が得意ではなかったということもあり、さほど気にせず過ごしていた。
17歳頃にはさらに歩行速度が遅くなっていた。また、顔に違和感があり、上手く笑顔になることが出来なくなった。
さらに18歳頃からは腕が上がらなくなり、高い所にある物を取ることが出来なくなってしまった。
22歳になってからは、階段の昇り降りも難しくなってきた。
25歳時、前述の症状がさらに悪化し、杖歩行となり、腕を上げられる高さもさらに低くなり、左腕に強い痛みも出現するようになった為、総合病院を受診した。
診察と血液検査を受けたところ、大学病院の神経内科を受診するよう紹介を受けた。
1ヶ月後、紹介を受けた病院において精密検査を受けた結果「顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー」との診断を受けた。
医師からは「特に有効な治療法は無い」と言われ、その後も2軒転院したが、経過観察のために年に数回受診する程度であり、現在も症状は進行中である。

ご家族様からの問い合わせにより、受任に至った案件である。


申請手続きの感想・学んだこと

ご家族が請求しましたが不支給となり、改めて私どもで受任した事例です。
一度、不支給と決定されたケースについての再手続は、初回の手続き内容を十分把握して対応する必要があります。
問題なく支給決定され、代行した社労士としてホッとしました。