もくじ

手続を代行した結果・概要

  • 疾患名:胃がん骨転移、胃がん骨盤転移性骨腫瘍
  • 性別・年齢:男性 57歳
  • 住所地:北海道小樽市
  • 障害の状態:全身倦怠感、両膝のしびれによる感覚麻痺、骨転移による骨盤骨折等
  • 決定等級:障害厚生年金3級

胃がん骨転移、胃がん骨盤転移性骨腫瘍の発症から障害年金申請までの経緯


平成30年6月頃から心窩部に痛み等を感じるようになり次第に水を飲んだだけで嘔吐するようになったため、令和2年春ごろ病院を受診した。
スキルス胃癌と診断されたため仕事を休職し、胃全摘術を受け、手術後は抗生剤を使用していたが検体検査の結果、癌がリンパと膵臓にも転移しており「スキルス胃癌ステージ4」と診断される。また、一月後のCT検査で癌が骨盤に転移し骨盤骨折を引き起こしていたことが判明する。

治療を続けていたが、抗癌剤投与や化学療法を受けた後は著しい全身倦怠感と味覚障害が酷く、体重が減少した。足のむくみや痺れも現れ、次第に感覚が麻痺し歩行が困難となった。また一日に何度も嘔吐することもあり、両手から指先の痺れ、貧血など著しい症状の悪化によって病気前と同じ仕事を一切行うことができなくなっている。
現在、日常生活のすべてにおいて家族の介助が必要な状態であった。

当事務所のHPをご覧いただいたご本人様よりご相談いただき、受任に至った案件である。



申請手続きの感想・学んだこと

がんの申請事例ですが、主治医の先生の診断書も請求人様の障害状態が反映するように丁寧に作成していただきました。
ご本人様やご家族が障害年金の決定を大変喜んでいただき、代行した社労士として非常に嬉しく思った事例です。