双極性感情障害・知的障害 障害年金申請事例 障害基礎年金2級(事後重症)

手続を代行した結果・概要

 
  • 疾患名:双極性感情障害・知的障害
  • 性別・年齢:女性 28歳
  • 住所地:北海道江別市
  • 障害の状態:軽度知的障害、不眠、自傷、希死念慮、刺激性、興奮、易怒性・被刺激性亢進等
  • 決定等級:障害基礎年金2級

 

双極性感情障害・知的障害の判明から障害年金の申請の経過

幼少時においては、乳児健診等で特に知的障害の指摘を受けることはなかったが、ひとりっ子であったことや、両親が共稼ぎであったことも関係してか、手足の指しゃぶりや爪噛みを中学校まで続けていた。
学習面においては、小学校入学後も、平仮名で下の名前を書くのがやっとの状態で、名字が書けるように担任から個別指導を受けたこともある。
掛け算の九九もクラスで一番覚えるのが遅かった。
生活面においては、片付けがまったく出来ず、部屋は常に大量のものが散乱している状態であった。
また、母からの価値観の押しつけが過度で、母の強い勧めにより、大学までの一貫校である私立中学を受験したが、授業の内容が全く理解できなかったことから、成績が悪く、その度に母から罵られていた。
常に「自分は嫌われている」という被害妄想や「他者より劣っている」といった劣等感を抱えていたこともあり、対人関係にも苦手意識を持っていたことから、友達も出来ず、中学に入学してからはいじめを受けるようになり、徐々に不登校になっていった。
その後、高校に進学したが、入学した全日制の高校が合わず、僅か2日で不登校となり、1週間後には通信制の高校へ転校した。
高校卒業後、大学へ進学し、ひとり暮らしを開始したが、他者と上手く関わることが出来ないことからやはり友達が出来ず、家事も行わないため、ごみ屋敷のような部屋で暮らしながらネット三昧の昼夜逆転生活を送るようになっていった。
そんな矢先、実家の母が急逝し、それ以来、極度の不眠で殆ど動けなくなり、気分の落ち込みがあり、大学を退学し、精神科を受診した。
同クリニックでは、双極性感情障害と診断され、2週に1回の通院と服薬を指示された。
同時期にアルバイトの面接をいくつか受けたが、ことごとく不採用となり、生前、母に「下着でも売って、稼げ」と罵られたことを思い出し、風俗で働き始めたが、他のスタッフとも良好な関係を築けず、トラブルを頻発し、店を変えてもすぐに解雇されてしまうという状態であった。
その頃、中学時代から始まっていた自傷行為がさらにエスカレートし、自殺願望も強くなり、病院から糖尿病の治療用として処方されていたインスリンを大量に射ち、自殺しようとしたが、定期受診の際、異常数値を示していたことから医師にばれ、放置すると自殺する可能性があるとの判断により、医療保護入院となった。
この時の入院でIQ検査を行い、知的障害があることが判明した。
退院後は実家へ戻り、父と生活しているが、依然として感情の起伏が激しく、不眠や倦怠感も酷いため、家事も殆ど行うことが出来ず、ひきこもり生活を送っている。

弊事務所のお問合せフォームよりご本人からご相談をいただき、受任に至った案件である。

申請手続きの感想・学んだこと

双極性感情障害と知的障害が混在する事例で、精神疾患での年金請求としては比較的難しい事例でした。
病歴・就労状況等申立書に請求人様の状況を詳しく記載しました。
障害基礎年金2級と認定されました。

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