もくじ

手続を代行した結果・概要

 
  • 疾患名:胸部大動脈瘤、心臓弁膜症、慢性大動脈解離
  • 性別・年齢:女性 37歳
  • 住所地:北海道札幌市
  • 障害の状態:慢性大動脈解離、胸部大動脈瘤、心臓弁膜症
  • 決定等級:不該当→障害基礎年金2級
 

マルファン症候群による心臓弁膜症の発症から審査請求までの経緯

ご相談頂きました方は、マルファン症候群を原疾患とした心臓弁膜症で、2級の障害基礎年金を受給されていました。しかし、受給から1年経過後の更新時に「障害等級不該当」として支給を停止されてしまいました。この決定を不服とした相談者様から、審査請求について、藤井法務事務所にご相談をいただき手続の代行を承りました。

更新時に提出した診断書の内容を確認し、「等級不該当」と判断された原因を探りました。医療機関にもご協力いただきながら、当事務所が必要と判断した書類を揃え、審査請求を行ないました。その結果、原処分取消となり、新たに障害基礎年金2級と決定されました。

申請手続きの感想・学んだこと

障害年金を受給すると、1~5年ごとに更新手続きがあります。更新の際には診断書1枚を提出し、その内容により継続して障害年金を受給できるかが決定されます。この事例から、更新の手続きも裁定請求と同様に「診断書の内容」が非常に重要となることがわかります。更新の際にも、診断書の入念なチェック、時には医療機関や専門家への相談も重要となると考えます。