自閉症スペクトラム障害 障害年金申請事例 不支給→障害基礎年金2級

手続を代行した結果・概要

  • 疾患名:自閉症スペクトラム障害
  • 性別・年齢:男性 23歳
  • 住所地:北海道札幌市
  • 障害の状態:抑うつ状態、知的障害(学習障害(知覚統合の障害))、相互的な社会関係の質的障害、言語コミュニケーションの障害、限定した常同的で反復的な関心と行動等
  • 決定等級:障害基礎年金2級

自閉症スペクトラム障害の発症から年金申請までの経緯

出生時は特に大きな異常はなかった。3歳頃まで言葉の遅れがあったが、乳幼児健診等で発達についての指摘を受けることがなかったため、医療機関は受診していなかった。
幼稚園および小学校(普通学級)では、他の生徒とうまくコミュニケーションが取れず、過剰な恐怖心や不安を持ち、口論になることがよくあり、集団行動も困難であった。
また、先生の話を聴きながらノートをとったり、作業を行ったりすることが出来ず、授業についていくことが大変であった。
中学校も普通学級で過ごしたが、クラスメイトからからかわれたり冗談を言われたりすると、それを本気で受け止めてしまうことから、他の生徒との間で喧嘩やトラブルが絶えなかった。
教師にクラスメイトとの関係改善について相談したこともあったが、難解な言葉を用いたり、独自のルールに基づいた持論を展開するため、聴き手に伝わりづらく、改善にはつながらなかった。
その後、高校(普通学級)へ進学したが、中学時代同様、クラスに馴染めず、ほぼ保健室登校状態で、夏休み明けからは徐々に不登校となっていった。
スクールカウンセラーからの勧めにより、心療内科を受診したが、他人である医師に対して自分のことを話すことについて強い拒否感があり、医師の質問には全く答えなかった。
その後、高校を中退し、自宅へひきこもり、インターネットやゲーム漬けの昼夜逆転生活を送るようになるが、その反面、自分の中で、このままではいけない、こんな生活からは抜け出したいという思いもあり、
3軒のメンタルクリニックを受診し、信頼関係を築くことができる医師に出会い、通院しながら多機能型事業所への通所を開始した。
現在は、処方された薬を服用しながら生活しているが、あまり実感できる効果が得られておらず、事業所においても、職員や他の利用者との意思疎通に悩み、
自宅においても、本人の「家族と仲良くしたい」という意思とは逆に、関われば関わるほど、
独自の理論を展開し、それが受け入れられなかったり、相手から同調や理解が得られないと大声を出し、激昂するなどしてしまうため、家族は恐怖を感じて距離を置くようになり、そのことで本人はまた思い悩む、というスパイラルにはまり込んでいる。

申請手続きの感想・学んだこと

弊所では自閉スペクトラム障害による裁定請求は多く取り扱っていますが、そのうちの一例です。
ご請求人様ご自身で一度裁定請求を行いましたが、認定されませんでした。そこで弊所にご相談いただき対応した事例です。
受診状況等証明書を入手し、その後、現在かかっている病院に同行して再度診断書の作成を依頼しました。
病歴・就労状況等申立書は、ご請求人様のみならずご家族の方を含めて丁寧に聞き取りを行い、作成しました。
その結果、障害基礎年金2級と決定されました。

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