もくじ

手続を代行した結果・概要

  • 疾患名:脊髄小脳変性症
  • 性別・年齢:女性 35歳
  • 住所地:北海道札幌市
  • 障害の状態:注視眼振によるめまいや複視、構音障害、四肢及び体幹における運動失調等
  • 決定等級:障害厚生年金3級(共済組合)

脊髄小脳変性症の発症から障害年金申請までの経緯

29歳の頃から歩行時にふらつくような感覚が現れ、なんとなくバランスを取りにくいような状態になったため、内科を受診した。受診時に医師に相談したところ、父も脊髄小脳変性症であったことから、遺伝子診断を受けた方が良いということになり、大学病院を紹介された。紹介された大学病院の神経内科を受診したところ、やはり脊髄小脳変性症との診断であった。31歳頃から左上肢の運動失調や、軽度の構音障害、注視眼振などの症状も出現し始めた。

当事務所には、ご紹介を受けられたご本人様よりお電話にてお問い合わせをいただき、受任に至った案件である。


請求手続き・学んだこと

脊髄小脳変性症の発症から5年程度経過しての裁定請求でした。徐々に進行する病気の性質上、裁定請求方針は事後重症で進めていきました。受診状況等証明書、診断書と問題なく入手でき、請求人様より日常生活の不具合などを聞き取り、病歴・就労状況等申立書をまとめ、請求を行いました。

障害厚生年金3級(共済組合)と決定されました。