手続を代行した結果・概要
- 疾患名:うつ病
- 性別・年齢:男性 30歳
- 住所地:北海道札幌市
- 障害の状態:抑うつ状態(思考・運動制止、憂うつ気分)
- 決定等級:障害基礎年金2級
うつ病の発症から障害年金申請までの経緯
高校入学後、人付き合いをしなくなり、外出も乏しい状態となった。授業中に黒板を見ることができなくなり、また、話を聞くことができなくなったことで、精神科を受診した。初診後、不登校となり、高校を中退した。その後も意欲減退状態が続いた、初診の精神科には9年間通院したが、入院治療が必要となったことで他の病院に転院した。転院後も抑うつ気分や意欲減退が持続しており、週に2日アルバイトを何とかしているが、自宅では自閉的に過ごしている。
障害年金の請求については、請求人様とご家族様と一緒に藤井法務事務所にご相談をいただき手続の代行を承りました。
申請手続きの感想・学んだこと
受診した病院は2軒であり、受診状況等証明書、診断書は問題なく入手できました。
病歴・就労状況等申立書を詳細に作成し、障害認定日と請求時の診断書を入手して申請したところ、障害認定日にさかのぼって障害基礎年金2級と決定されました。
20歳前の傷病による障害基礎年金にかかる支給制限
加入していない期間に初診日がある方の障害基礎年金については、年金の加入を要件としていないことから、年金の支給に関して制限や調整があります。
- 前年所得額が4,794,000円※を超える場合は年金の全額が支給停止となり、3,761,000円※を超える場合は年金の2分の1の額が支給停止となります。
- 前年所得に基づく支給対象期間は、『10月分から翌年9月分まで』です。
- 恩給や労災保険の年金等を受給しているときは、その受給額について障害基礎年金の年金額から調整されます。
- 海外に居住したときや刑務所等の矯正施設に入所した場合は、年金の全額が支給停止となります。
※ 令和8年4月時点における扶養親族等がいない場合の前年所得額です。