もくじ

手続を代行した結果・概要

  • 疾患名:ミオパチー
  • 性別・年齢:男性 62歳
  • 住所地:北海道札幌市
  • 障害の状態:両上下肢機能の著しい障害
  • 決定等級:障害厚生年金3級

ミオパチーの発症から障害年金申請までの経緯

61歳頃から、四肢の筋力が低下し始めたことを感じ、最初は、加齢に伴う筋力の低下を疑ったが、やはりおかしいと思い、神経内科を受診した。検査の結果、精査が必要と判断され、大学病院を紹介された。紹介を受けた大学病院の神経内科には3週間ほど検査入院をし、様々な検査を受けたが、原因の特定には至らず、四肢の筋力の低下が顕著であることから「ミオパチー」との診断がなされた。しかし、有効な治療法がなく、投薬治療も出来ない為、筋力の低下を少しでも遅らせる為にリハビリを行うしかなかった。退院後は職場にも配慮してもらい、何とか仕事を続けていたが、現在は、入退院を繰り返しながら、日常生活が少しでも楽に行えるようにと、食事付きの障がい者向けグループホームにおいて生活をしている。ミオパチーが今後も更に進行する傷病であることから、今後も経過観察が必要、と言われている。

ご本人様より当事務所へお問い合わせをいただき、受任に至った案件である。


請求手続き・学んだこと

ミオパチーの発症から1年6ヵ月経過後、すぐに裁定請求を行った事例です。発症から裁定請求までの経過年月がないため、医証は問題なく入手できました。病歴・就労状況等申立書の作成時には、請求人様にできるだけ詳細に聞き取りを行い、作成しました。

請求の結果、障害厚生年金3級と決定されました。