胸腺原発性神経内分泌腫瘍① 障害年金申請成功事例 障害認定日遡及決定
手続を代行した結果・概要
- 疾患名:胸腺原発性内分泌腫瘍
- 性別・年齢:男性 56歳
- 住所地:北海道札幌市
- 障害の状態:
- 決定等級:障害厚生年金2級(障害認定日時点3級)
胸腺腫瘍の発症から年金申請までの経緯
4年程前より原因不明の体重減少が始まり、倦怠感や浮腫みも感じるようになった。内科に受診したところ「胸腺腫瘍」と診断され、検査のため他院を紹介された。
精密検査を行なったところ、肺や骨にも転移していることがわかり、すぐに放射線治療を行なった。
その後、抗がん剤治療を継続的に行なったところ、強い副作用により、生活に大きな支障が生じ、仕事も休まざるを得ない状態となった。
治療の影響から徐々に体力が低下していき、抗がん剤治療も難しくなったため、緩和ケア中心の治療に切り替えた。
呼吸に難が出てきたことから酸素吸入が常時必要となった。
移動には車いすが必要となり、日常生活には家族の介助が不可欠な状態となった。
インターネットで障害年金の制度をお知りになったご家族様よりご連絡を頂き、当事務所で申請を代行することとなりました。
申請手続きの感想・学んだこと
肺や骨への転移や抗がん剤治療の副作用による影響など、請求人様の病状や生活状況が最も審査機関に伝わるように書類を作成し手続しました。障害認定日にさかのぼって障害厚生年金3級、請求日以降は障害厚生年金2級と決定され、遡及分(約100万円)の支払いを受け、定期の年金支給を受けるようになりました。