統合失調症‐障害厚生年金3級、審査請求で原処分変更
手続を代行した結果・概要
- 疾患名:統合失調症
- 性別・年齢:男性39歳
- 住所地:北海道深川市
- 障害の状態:幻覚、妄想、自閉、抑うつ状態
- 決定等級:障害厚生年金2級(遡及分は等級不該当) → 障害厚生年金2級(遡及分は3級)へ原処分変更
発症から障害年金申請までの経緯
ご相談を頂きました方は13年ほど前、めまいや倦怠感から「うつ病」と診断されました。治療を継続していましたが、幻聴や妄想などの症状が現れ「統合失調症」と病名が変更されました。
社会的に孤立し、自宅に引きこもる生活を送っていました。
闘病生活の中で、障害年金の制度について知り、ご自身で申請書類を揃え申請を行ないました。
その結果、さかのぼり請求分は不支給、事後重症分は3級の障害厚生年金を支給と決定されましたが、この結果を不服として、審査請求の手続き代理のご依頼を藤井法務事務所に頂きました。
ご本人様から今回行なった請求(裁定請求)について詳しくヒアリングをすると、診断書に記載漏れがあったことが判明したため、医療機関にご協力いただき、新たな診断書を用意して審査請求を行ないました。
その結果、原処分変更となり、さかのぼり請求分は3級、事後重症分は2級の障害厚生年金の支給が決定されました。